講演情報

[P2-57]「速さ=親密さ」は幻想か?—応答速度と被理解感の独立効果の検証—

*崎浴 楓太1、孟 憲巍1 (1. 名古屋大学大学院)

キーワード:

ターンテイキング、対人魅力、応答時間

対話における迅速な応答は、二人の心が通じ合う社会的つながりの強固なシグナルとされている。本研究は、この応答速度と親密性の関係が、応答内容を通じた被理解感に媒介されると仮定した。初対面ペアの自由会話を対象に、応答速度、被理解感、親密性の時系列評定を取得し線形混合効果モデルで分析した。結果、親密性に対する応答速度や被理解感の主効果、および交互作用は認められなかった。本結果は、応答速度と親密性の関係が状況や条件に依存する可能性を示唆し、現象の一般性について再検討を促すものである。