講演情報

[P2-68]知的創造活動における「過去の自分との対話」 ― 自己の履歴情報が喚起する記憶と想起の理論的位置づけ ―

*渡部 丈1、中小路 久美代1 (1. 公立はこだて未来大学)

キーワード:

プログラミング支援、自己の活動履歴データ、データブラウジング環境、内省、記号論

本研究は,プログラミングを創造的知識活動として捉え,自己の活動履歴データを用いた「過去の自分との対話」による支援手法を提案するものである.本論では,履歴を参照することで当時の意図や状況といった文脈的情報の想起が促され,現在の問題に対する新たな視点や連想が生まれる可能性に着目する.数週間から数年といった時間的に離れた履歴がもたらす想起の役割や,履歴の意味が現在の文脈との関係の中で変化しうる点について考察し,その支援環境としてHALOを示す.