講演情報

[P2-69-A]空間ストループ課題における逆干渉の検討:社会性が表情の視線方向の注意に及ぼす影響

*尹 哲1、下條 志厳1、渡邊 咲花1、林 勇吾1 (1. 立命館大学)

キーワード:

社会性、逆ストループ効果、Human–Agent Interaction、二段階処理

本研究では,空間ストループ課題を用い,視線刺激が干渉効果を反転させるかを検討した.刺激の社会性を三段階に操作し,反応時間と眼球運動を測定した.その結果,矢印では典型的なストループ効果,実顔では逆ストループ効果,アバターでは典型的なストループ効果が,社会性によって実顔刺激と違う反応が示された.さらに反応時間分布分析から,干渉の方向は時間経過に伴い変化することが確認された.これらの結果は,逆ストループ効果が視線特有ではなく,刺激の社会性と認知処理段階の相互作用によって生じる可能性を示唆する.