講演情報
[P3-08-A]五感以外の共感覚表現を含む共感覚オノマトペの利用頻度と理解可能性の関係の検討
*池田 紗帆1、岡 隆之介1 (1. 追手門学院大学)
キーワード:
オノマトペ、共感覚、理解可能性、使用頻度、モダリティ
本研究は、オノマトペの理解可能性と使用頻度との関連性を検証することを目的とした。調査では、対象感覚を十感覚(480表現)とし、大学生73名を対象に理解度評定調査を実施した。その結果、理解度とweb検索頻度の間に一貫して強い正の相関が確認された。また、修飾構造の分析から、近感覚から遠感覚へという転用の方向性も適用可能であることが示された。本研究の結果は、共感覚的オノマトペの理解構造が、身体的実感を伴う低次感覚を基盤とする認知原理と言語の流通量の両面によって支えられていることを示唆している。
