講演情報
[P3-25-A]「無題」が詩の美的経験に及ぼす影響:視線・瞳孔径計測による検討
*丸山 翔大1,2、石津 智大1 (1. 関西大学、2. 日本学術振興会)
キーワード:
無題、美的経験、詩、視線
本研究は,「無題」が詩の美的経験に及ぼす影響を,無題(タイトルが無い事を明示),空題(詩の本文のみ),原題の3条件を設定し,視線・瞳孔径計測により検討した.47名を対象とした結果,タイトル条件の効果は参加者の知的好奇心や曖昧さに対する態度と関連して生じた.特殊的好奇心が高い人では空題より無題・原題条件で瞳孔径が収縮し,原題への視線の再帰数は無題より多かった.知的好奇心が高い人はタイトルを解釈の手掛かりとして能動的に参照する一方,知的好奇心が低い人ではタイトルが固定的な解として機能する可能性がある.
