講演情報
[P3-34]マルチモーダルナレッジグラフに基づく医薬品製造手順における逸脱ポテンシャル順位付け手法の提案
*大瀧 洋子1、木戸 邦彦1、竹内 渉1、中本 与一2 (1. (株)日立製作所 研究開発グループ、2. (株)日立製作所 エンタープライズソリューション事業部)
キーワード:
ヒューマンエラー、ナレッジグラフ
医薬品製造現場では、改正GMP省令により設計段階からのプロアクティブな逸脱管理が求められている。本研究では、逸脱を「作業負荷が低く、実行容易な代替経路へ遷移する現象」と定義し、潜在的な逸脱箇所を特定する手法を提案した。具体的には、画像・テキスト・手順構造を統合したナレッジグラフを構築し、認知的類似性と構造的置換容易性から遷移のしやすさを算出する指標(DPS)を開発した。行政公表の3事例に適用した結果、全逸脱箇所を上位3件以内で同定し、設計段階における未然防止手法としての有効性を示した。
