講演情報

[P3-43]高齢者によるテレプレゼンスロボットを用いた遠隔就労環境の検討Ⅲ:作業分担がストレス・感情的ウェルビ-イング・自己評価等に与える影響

*渡辺 謙仁1、坂本 孝丈1、須藤 智1 (1. 静岡大学)

キーワード:

高齢者の就労、テレプレゼンスロボット、遠隔就労、学習過程、駄菓子屋

本研究は高齢者のロボット遠隔就労において、業務を1人で行う「単独群」(10人)と2人で分担する「分担群」(8人)の心理的影響を比較した。実験の結果、両群とも習熟により意欲は向上したが、ストレスやウェルビーイングに有意な群間差はなかった。分担群では操作負荷が減る一方、他者との協調という新たな認知負荷が生じていたと考えられる。心理的効果に差がないため、社会実装にはコスト効率の良い単独就労が適している可能性が高い。今後は客観的な作業成績を交えた、最適な就労環境のデザイン検討が必要である。