講演情報

[P3-52]ACT-Rにおける視覚シーン表象化のためのチャンキング実装

*松室 美紀1,2 (1. 株式会社ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン、2. 立命館大学)

キーワード:

認知アーキテクチャ、視覚情報処理、チャンキング

ACT-Rにおける視覚環境の知覚・理解をモデル化するため,視覚情報のチャンキングを実装した.拡張されたACT-Rアーキテクチャは視覚的特徴から導き出されたクラスターを用いて,視覚情報をクラスターとその要素としてエンコードするボトムアッププロセスをシミュレート可能である.単純な認識課題において,複数の刺激の情報を統合する必要がある条件下では,拡張されたモデルが拡張前のモデルより人間に近いパフォーマンスを示した.提案された拡張は,現実的なタスク環境における複雑な視覚シーンとACT-Rモデルとの相互作用を扱うための基盤となると考えられる.