講演情報
[P3-53-A]母語との構造的類似性に着目した外国語学習へのアプローチが学習者の思考態度に及ぼす短期的影響の検証
*敕使河原 梨沙1,3、橋本 敬1,2 (1. 北陸先端科学技術大学院大学、2. 京都産業大学・先端科学技術研究所・人間情報学研究センター、3. 京都産業大学・全学共通教育センター)
キーワード:
第二言語習得、外国語学習、学習転移、思考態度、構造的類似性
本研究は、第二言語学習が学習者の思考態度に及ぼす短期的影響を検討することを目的に、第二言語学習における構造的類似性への気づきが他課題へ転移するかを検討した。中学2年生23名を対象に、構造的類似性への気づきを明示的に促す課題と探索的に特定させる課題をそれぞれ実施し、前後で構造的関係の推測課題を実施した。その結果、気づきを促した群では有意な向上は見られず、探索的課題群で有意な上昇が確認された。これにより、明示的な気づきよりも、学習者の探索的な思考プロセスが他の問題解決の場面に転移する可能性が示唆された。
