講演情報

[216]スーパー二相ステンレス鋼(EN 1.4501)の微細組織、残留応力および主要元素に及ぼす冷間圧延率の影響

○金 賢鎰1、崔 宰誠1、申 秉鉉2、趙 一國1 (1. 東義大学校 先端材料科学工学科、2. ポハン金属素材産業振興院)

キーワード:

スーパー二相ステンレス鋼、冷間圧延、圧下率、応力緩和、熱処理、相形態的異方性、EBSD、KAM

近年、産業環境の過酷化に伴い、高耐食性材料の需要が増加している。スーパー二相ステンレス鋼(SDSS)は、フェライト相とオーステナイト相が共存する二相組織により、優れた強度と耐食性を兼ね備えているが、その特性ゆえに加工性には課題がある。従来、SDSSの加工性改善や熱処理に関する研究(J. Nillson、W. Caoら)が数多く報告されているが、加工後の組織・残留応力・組成を総合的に検討した研究は比較的少ない。そこで本研究では、SDSS EN 1.4501を対象に、冷間圧延率に応じた材料特性の変化をFE-SEM、EBSD、およびEPMAにより定量的に分析した。その結果、圧延率の増加に伴い結晶の微細化と残留応力の増加が確認され、これらの知見はSDSSの製造技術の向上に寄与するものと期待される。

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