セッション詳細
[SS]S6 Additive Manufacturingの材料科学IX
2026年9月25日(金) 9:00 〜 11:30
Q会場(総合環境理工学部2号館4階P404)
座長:奥川 将行(国立大学法人 大阪大学)、山中 謙太(東北大学)
本シンポジウムは、2017年に「医療・福祉分野におけるAdditive Manufacturingの材料科学」として開始され、今回で10年目、9回目を迎える。テーラーメード医療を支えるAM材料の設計、生体適合性評価、力学特性および耐食性評価などを中心とした議論から、AMは医療分野のみならず航空・宇宙、エネルギー、一般産業分野へと急速に拡大し、形状制御技術から材質制御、さらには新材料創成プロセスへと位置づけが進化してきた。材料科学の観点からは、粉末の製造、熱源となるレーザー・電子ビームと材料との相互作用、急峻な温度勾配や超急冷環境下での結晶成長といった、AM特有のプロセス物理の理解が不可欠である。こうした背景のもと、「超温度場材料創成学」などの取り組みも展開され、組織制御や単結晶化、高信頼化に関する知見が蓄積されてきた。現在、AMは材料使用量の最適化、軽量化設計、長寿命化による資源循環への貢献を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に資する基盤技術としても期待されている。さらに、計算材料科学、データ科学、AI、プロセス自動化との融合により、設計から造形、評価までを統合した高度な材料創成へと発展しつつある。本シンポジウムでは、実験科学、計算科学、データ科学の各分野、広く関連分野の研究者にも参画いただき、AMにおける未解明問題の解決と新たな材料科学の創出に向けた議論を行う。医療・福祉応用を原点としつつ、材料プロセシング科学としての深化と持続可能社会への貢献を視野に入れた、4Dプリントも含めた、次世代AM材料科学の方向性を提示する。なお、本シンポジウムは第6分野および第7分野の共同提案である。
※表示の講演時間には質疑応答時間も含みます。
(質疑応答時間5分、基調講演と招待講演は5~10分)
[S6.33]L-PBFによるMg-0.5Ca合金の結晶集合組織制御と力学特性
○小笹 良輔1、萩原 幸司2、松本 敏治3、中野 貴由1 (1. 大阪大学、2. 名古屋工業大学、3. 戸畑製作所)
[S6.34]レーザ粉末床溶融法で作製したAlCo系共晶ハイエントロピー合金における急速凝固誘起単相B2のデカップル成長
○Yan Jinge1、小笹 良輔1、Gokcekaya Ozkan1、中野 贵由1 (1. 大阪大学)
休憩
[S6.35]L-PBF で作製したLPSO型Mg合金の力学特性と変形挙動
○大川 翔1、小笹 良輔1,2、萩原 幸司1,2,3、松本 敏治4、中野 貴由1,2 (1. 大阪大院・工、2. 3DPTec 統合センター、3. 名工大院・工、4. (株)戸畑製作所)
[S6.36]L-PBF造形過共晶Al-20Si合金の不均一変形に及ぼす溶融池組織の影響
○松井 孝矢1、出口 岬2、鈴木 飛鳥2、圡田 菜摘2、髙田 尚記2、梅田 隼史3、小橋 眞2 (1. 名大工(院生)、2. 名大工、3. あいち産技セ)
[S6.38]レーザプロセスと選択的エッチングによるCu基板へのポーラス表面付与
○小澤 史絢1、岡 宏樹2,1、周 邵云1、圡田 菜摘1、鈴木 飛鳥1、小橋 眞1 (1. 名大、2. 三菱重工業(株))
