講演情報
[1-A2-01]レオンチェフ‐アーミントンアプローチによる炭素税導入のCO2排出移転分析
*上原 将1、月岡 葵1、加河 茂美1 (1. 九州大学)
キーワード:
炭素税、カーボンリーケージ、エネルギー税、産業連関分析、カーボンニュートラル
2023年時点で世界26か国で導入されている炭素税は各国のCO2排出量削減に大きく寄与している。日本では2028年に化石燃料の輸入産業に対し、現在より高税率の炭素税を導入することが検討されている。しかし、炭素税の導入には炭素リーケージという問題が発生する懸念がある。本研究では、日本への炭素税導入によって生じる炭素リーケージの影響を定量化した。本会では炭素リーケージに対して有効な政策について議論する。