講演情報
[1-A2-02]前方連関と後方連関の統合フレームワークを用いたエネルギー由来のコストとCO2排出量のホットスポット分析
*月岡 葵1、加河 茂美1 (1. 九州大学)
キーワード:
エネルギー価格、CO2排出量、産業連関分析
輸入エネルギー資源価格は2022年以降高止まり、日本の産業活動や国民生活にコスト負担をもたらしている。一方、2050年までのカ―ボンニュートラルを目指す現状では、エネルギー使用に伴うCO2排出量の削減も妥協できず、エネルギーコストとCO2排出量の両方への対策が必要である。本研究は産業連関表の前方連関と後方連関の統合分析フレームワークを提案する。エネルギー資源由来のコスト圧力とCO2排出量の総合的な影響を定量化し、政策重要性の高い産業ホットスポットを明らかにする。