講演情報
[1-A3-02]産業連関モデルを用いたセルロースナノファイバーの社会実装がもたらす社会経済影響分析
*稗貫 峻一1、尾下 優子2、兼松 祐一郎2、西嶋 大輔3、菊池 康紀2 (1. 電力中央研究所、2. 東京大学、3. 福島大学)
キーワード:
産業連関表、国内自給率、シナリオ分析、セルロースナノファイバー、リサイクル
セルロースナノファイバー(CNF)は、その強度、軽量特性、再生可能資源由来という点から、さまざまな産業での利用が期待されている。本研究は、CNF関連部門を分析可能な産業連関モデルを作成し、CNF技術導入により直接間接的に生じる経済影響を分析することを目的とした。具体的には、CNF強化樹脂の利用により生じる付加価値の特徴を、既存のタルク強化樹脂と比較することで明らかにした。