講演情報

[1-D1-03]アンモニア燃料船への転換における二酸化炭素と反応性窒素の排出量分析

*神代 将輝1,4、光斎 翔貴1,4、柏倉 俊介1,4、山末 英嗣1,4、仁科 一哉2,4、松八重 一代3,4、林 健太郎4 (1. 立命館大学、2. 国立環境研究所、3. 東北大学、4. 総合地球環境学研究所)

キーワード:

アンモニア燃料、CO2排出量、NOx排出量

海運部門におけるネット・ゼロ・エミッションに向けて現在使用されている重油燃料からアンモニア燃料への変換が議論されている。アンモニア燃焼により脱炭素化は達成できると考えられる一方で、反応性窒素の排出が懸念される。既存研究では重油とアンモニア燃料燃焼における環境影響を評価したものはいくつかあるが、燃料転換に伴う炭素と窒素のトレードオフについては未だ明確に議論がなされていない。そこで本研究では、重油、アンモニア、水素を船の燃料とした時の二酸化炭素および反応性窒素の排出量分析をおこなう。