講演情報

[1-D3-03]社会学理論を基盤としたライフサイクル持続可能性評価(LCSA)に向けた検討
—— 文理融合研究の試み:バイオエコノミーを事例として ——

*木村 元1 (1. 桜美林大学 リベラルアーツ学群 環境学専攻)

キーワード:

LCSA(ライフサイクル持続可能性評価)、社会学理論、文理融合研究、バイオエコノミー、TNFD (自然関連財務情報開示タスクフォース)

環境面のみならず社会面や経済面も含めた総合的な影響評価をおこなうLCSAに関連したLCA学会誌上の議論において,社会学(者)による貢献が期待されている(例えば,青柳 2012,伊坪 2012等)。LCSAの課題(Valdivia S. et al. 2021)へのアプローチの1つは,環境・経済・社会のあいだの相互関係を記述する社会学理論を基盤としたLCSA手法の構築にあると考えられる。本発表では,社会学,バイオエコノミー,LCAの各分野において研究実績をもつ著者による検討状況を報告する。