講演情報

[1-D3-04]日本の二次医療圏レベルでの効率性分析を通した地域医療の資源分配政策

*牛島 大悟1、加河 茂美2 (1. 九州大学大学院、2. 九州大学)

キーワード:

効率性、Data Envelopment Analysis(DEA)、医療資源、画像診断機器

日本では高齢化の進展とともに医療サービス需要が増加しており、それに伴い画像診断機器、特にCTやMRIの重要性が増し、それらの機器の導入数は世界一となっている。しかし、他国と比べ機器への投資は過剰であり、機器の運用は効率的ではないことが指摘されている。そこで本研究では、メタフロンティアDEAを用いて医療計画に基づいて医療資源分配が決定される二次医療圏レベルで開設者別病院群の装置の効率性を推計し、非効率性の要因の特定や効率性改善策を考案する。