講演情報
[1-E3-03]実建物分析に基づく建築物の環境負荷分析
～IDEA Ver.3.4を用いたマルチクライテリアでの評価に基づく建物用途別の支配的要因の分析～
*梶谷 凌聖1、三河 大志1、矢澤 華英1、小林 謙介1、鈴木 好幸2、田中 洋介2 (1. 県立広島大学、2. 安藤ハザマ)
キーワード：
LCA、建築、インベントリ分析、データベース、マルチクライテリア
建築分野ではCO2排出量などの環境負荷物質を定量分析し、負荷削減策を実行することが不可欠である。環境影響評価では、特に建築物の設計初期段階でのLCA実施が有効である。一方、その際に必要となるデータベースの整備は不十分である。そこで本検討では、ISO21930規格等の評価方法が可能なIDEA Ver.3.4を用い、約100件の実建物データをマルチクライテリアの視点で支配的要因を解析し、建築物の設計初期段階での効率的なLCA実施手法を提案・構築することを目的とする。