講演情報

[1-E4-03]建築工法の違いを考慮した日本の住宅のCO2排出量の分析

*永田 あい1、松嶋 そら1、加河 茂美1 (1. 九州大学)

キーワード:

建築物、住宅、産業連関分析、カーボンフットプリント

脱炭素社会の実現に向けて、日本のCO2排出量の3割以上を占める住宅・建築物部門におけるCO2排出削減が急務となっている。建設過程における対策として、木材の利用が促進されおり、建築工法の違いとCO2排出の関係を理解することは、建築物分野において有効な脱炭素政策を決定する上で重要である。本研究の目的は、日本の住宅のCO₂排出量について分析を行い、効果的なCO2排出削減策について議論することである。本会では、住宅の建設過程におけるCO2排出量を工法別に推計し、日本における住宅の建設が環境に与える影響を明らかにする。