講演情報

[1-F1-03]早生桐を利用した内装材におけるライフサイクル評価

*山口 実友1、大澤 悠2、内藤 茂樹2、伊坪 徳宏1 (1. 早稲田大学、2. パナソニックハウジングソリューションズ株式会社)

キーワード:

建築材料、ネガティブエミッション、炭素固定、森林、バイオマス

2050年の脱炭素社会達成に向けて、エネルギー消費量の約3割を占める建築分野では、木材利用による低炭素化が注目されている。木材は樹木が成長過程で吸収したCO₂を炭素として蓄積し、建物に固定することができるため、持続可能な炭素循環サイクルが形成できる。本研究では、成長が早く炭素固定効率の高い「早生桐」を床材に利用し、樹木の炭素固定によるCO₂除去が与える環境負荷削減効果とネガティブエミッション貢献度を分析した。