講演情報

[1-F2-02]植物細胞農業による培養米生産の環境影響評価

*竹中 夏史1、菊地 怜3、松本 萌人2、井岡 隼人3、加用 千裕1、五十嵐 圭介2 (1. 東京農工大学大学院農学府、2. 東北大学大学院農学研究科、3. 東北大学農学部)

キーワード:

米、細胞農業、ライフサイクルアセスメント(LCA)、培養米

米は世界人口の半数以上の主食である。一方で米生産は環境影響が大きく、収穫量も近年頭打ちである。そのため、細胞から農作物を生産する植物細胞農業によるコメ生産(培養米)が注目されている。植物細胞農業は閉鎖系で肥料等の不使用から環境影響が小さいと予測されている。しかし、培養米の環境影響評価研究はなされていない。したがって、本研究では培養米生産の環境影響評価を実施し、環境影響およびホットスポットを明らかにし、環境影響低減のための方策を検討した。