講演情報

[1-F2-04]農作物を対象とした栽培時活動量データベースの構築

*湯 龍龍1、豊島 浩史1、佐々木 勇麻1、GAJASINGHE ARACHCHIGE GANGA KAVINDI 1 (1. 農業・食品産業技術総合研究機構)

キーワード:

農産物、温室効果ガス、産地、作型、LCA

近年、全球スケールにおける食品サプライチェーンを対象としたGHG算定研究が進められ、栽培段階と土地利用変化に由来するGHG排出量が大きいことが分かってきた。しかし、これら結果は、栽培段階の緩和策として優先的に考慮すべき産地や作型の特定については無力である。本研究は日本の農産物20品目を対象に、地域と作型の違いを考慮した栽培時活動量データ(各種資材やエネルギーの投入、収量)を作成する。さらに、その活動量に基づいてGHGを算定し、産地と作型が農産物のGHG排出量に与える影響の可視化を目指す。