講演情報

[1-F3-02]日本における持続可能な漁業のための効率性分析

*伊藤 久史1、下津浦 大賀2、中石 知晃3、加河 茂美3 (1. 九州大学経済学部、2. 九州大学経済学府、3. 九州大学経済学研究院)

キーワード:

漁業、効率性、データ包絡分析

日本の漁業は、水産資源の減少や過剰投資による収益性の低下により、衰退の一途をたどっている。収益性の低下は労働者の減少を招き、漁業の持続可能性が危ぶまれる状況にある。漁業を長期的に安定させ、持続可能性を確保するためには、水産資源の回復と過剰投資の抑制が必要である。本研究では、過剰投資に着目し、コスト削減を目指した効率性分析を通じて、漁業における非効率の度合いとその要因を明らかにする。