講演情報
[2-A2-01]遺伝的アルゴリズムを用いた廃プラスチック選別・リサイクル技術の多目的組み合わせ 最適化
*瀬山 遼維1、福嶋 一期1、大野 肇1、福島 康裕1、八木原 昂輝1 (1. 東北大学大学院)
キーワード:
プラスチックリサイクル、機械学習、最適化
脱化石燃料に向け、廃プラスチック(廃プラ)は重要な炭素源であることから、油化技術の開発が活発化している。油化生成物の性状は廃プラの樹脂種組成に大きく依存する為、混合廃プラの油化には適切な選別操作が必要であり、従来の材料リサイクル(MR)と競合する懸念がある。 本研究では、油化及びMRの共存による炭素循環構築を目指し、遺伝的アルゴリズムNSGA-Ⅱを用いてコスト・排出量の両面から選別操作とリサイクルの組み合わせを最適化した。