講演情報
[2-A2-04]線形計画法を用いた廃プラスチックの再資源化施設選択モデルの開発:東海三県を対象としたケーススタディ
*鉾岩 風人1、叢 日超1、藤山 淳史1、松本 亨1 (1. 北九州市立大学)
キーワード:
廃プラスチック、二酸化炭素排出量、最適化、行政報告データ、東海三県
近年、世界的な脱プラスチックの潮流やカーボンニュートラル対策等の動向から、廃プラスチックの国内循環の拡大が求められている。本研究では、市町村の一廃統計、都道府県の産廃統計に加え、行政報告データ(個票データ)と廃プラスチックを再資源化している産業廃棄物処理事業者の公開情報を用いて、輸送と再資源化工程のCO2排出量が最小(または、CO2排出量削減効果が最大)となるように発生源と再資源化施設の最適な組み合わせを導出するための手法を開発し、東海三県へ適用した。