講演情報
[2-A3-05]全国における気候変動適応策としての河道内植生伐採とバイオマス発電の連携による緩和効果の評価
*山本 千裕1、栗栖 聖1、福士 謙介1 (1. 東京大学)
キーワード:
気候変動、適応、緩和、河道内植生、バイオマス発電
本研究では、気候変動対策の適応効果と緩和効果のシナジーを生み出すことを目標とし、全国の河川を対象に、洪水の適応策として河道内植生の伐採を行い、伐採した植生をバイオマス発電に利用することを想定した。日本全国における河道内植生のバイオマス量を推定し、同バイオマスを木質系バイオマス発電所まで輸送し発電利用する設定とした。発電容量、発電方法などを制約因子とし、輸送量×距離を最小化する最適化を行うと共に、LCAによってその温室効果ガス排出量を評価した。