講演情報

[2-C1-01]ロシア-ウクライナ戦争による人工物と自然環境に対する影響評価

*林 冬喜1、Tomer Fishman2、劉 致煒3、山下 奈穂3、白川 博章3、谷川 寛樹3、佐久間 東陽4、劉 潤椏1、伊坪 徳宏1 (1. 早稲田大学、2. ライデン大学、3. 名古屋大学、4. 木更津工業高等専門学校)

キーワード:

Life Cycle Impact Assessment(LCIA)、Remote Sensing(RS)、Material Stock(MS)、Night-Time Light(NTL)、地理空間データ分析

2022年4月にロシアがウクライナ侵攻を開始してから、深刻な人道的被害に加えてウクライナ国内の環境に対する影響が懸念されている。本研究では、まずRemote Sensing(RS)と夜間光(NTL:Night-Time Light)分析を用いて、戦争により生じた自然地火災の面積とインフラ損壊量を推計した。それらの結果にLife Cycle Impact Assessment(LCIA)の手法を用いることで、定量的な影響評価を実施した。また、地理空間データ分析により、ウクライナ陸域における影響分布を地図上に可視化した。