講演情報

[2-E3-04]液体アンモニア電解によるオンデバイス生成水素を用いた燃料電池自動車のCO2排出量評価

*村上 路有久1、平尾 雅彦1,2、野田 優1、花田 信子1 (1. 早稲田大学、2. 東京大学)

キーワード:

燃料電池自動車、液体アンモニア、水素キャリア、海上輸送、オンデバイス水素生成

燃料電池自動車(FCV)に、短時間に充填可能で体積水素密度の高い液体アンモニアを充填し、燃料電池の電力の一部で液体アンモニアをオンデバイスで電解して水素を生成して燃料電池に供給する新方式を提案する。オーストラリアで太陽光発電して水電解で水素を作り、液化水素で輸入して高圧水素としてFCVに充填する場合と、オーストラリアで水素をアンモニアに変換して液体アンモニアで輸入してFCVに充填する場合について、走行距離あたりのCO2排出量を評価、比較した。