講演情報

[3-C2-01]産業連関表を用いたプラスチックの物質フロー分析による新型コロナウイルス感染症の流行が食品容器包装の利用に与えた影響の解明

*中谷 隼1、美浦 瑶子1、藤田 壮1 (1. 東京大学)

キーワード:

容器包装プラスチック、飲食サービス、産業連関表、物質フロー分析、新型コロナウイルス感染症

著者のグループは,産業連関表を用いた物質フロー分析のモデルを開発し,2000年から2015年までの家庭および産業における容器包装プラスチックの利用実態を解明してきた。本研究では,このモデルを2020年の産業連関表に適用し,新型コロナウイルス感染症の流行下における容器包装プラスチックの利用実態を明らかにするとともに,2015年以前の利用実態と比較した。特に,サプライチェーンにおける利用を含む食品容器包装に着目し,飲食サービスの提供形態の変化など感染症の流行が与えた影響を分析した。