講演情報
[3-C2-04]買物袋における紙およびバイオマスプラスチックへの転換に関するライフサイクル思考
*兼松 祐一郎1、大塚 彩美1、Heng Yi Teah1、齊藤 純2、菊池 康紀1 (1. 東京大学、2. 豊田通商株式会社)
キーワード:
プラスチック、バイオマス、消費行動、容器包装、素材転換
買物袋は化石資源由来プラスチック素材が主流であったが、近年の脱プラスチックや脱化石に向けた動きの中で、紙やバイオマスプラといった植物由来原料への転換が進んでいる。しかし、素材調達における農業の影響、機能の違い、ライフスタイルなどを考慮すると一概に転換すべきとは言い切れない。本研究では、これらの要素をライフサイクルの視点から議論し、買物袋の素材転換における環境影響や留意点を明らかにする。