講演情報
[3-F1-04]米国への移民流入・流出がカーボンフットプリントに与える影響分析
*戸田 遥香1、西藤 和佳1、加河 茂美1 (1. 九州大学)
キーワード:
カーボンフットプリント、産業連関分析、移民、ライフスタイル、サプライチェーン
米国は世界で最も多くの移民を受け入れてきた国であり、炭素集約的なライフスタイルを持つことでも知られている。そのため、米国への移住は移民の消費場所や消費内容を変化させることで、カーボンフットプリントを増大させる要因の一つとされている。本研究は、移民の出身地域や所得の違いを考慮した上で、米国における移民の家計消費由来のCO₂排出量を推計し、その影響の違いから効果的な政策提言を目指す。