講演情報

[SP2-2]国民皆保険で行われるがん遺伝子パネル検査:診療とデータの利活用

河野 隆志 (国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター センター長)
平成元(1989)年に京都大学薬学部卒業ののち、東京大学大学院医学研究科を平成7(1995)年に卒業。医学博士。2010年、国立がん研究センター研究所ゲノム生物学研究分野分野長に就任。自身が2012年に発見したRET融合遺伝子に対する阻害薬の臨床試験に関わり、2021年RET阻害薬セルペルカチニブの保険収載を達成した。また、がん遺伝子パネル検査(NCCオンコパネル検査)の開発を行い、2019年6月に保険収載を達成した。2023年度より、日本癌学会副理事長(学術基礎担当)。日本肺癌学会評議員。現在は、研究所での肺がんのゲノム研究に加え、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT) センター長として、遺伝子パネル検査結果の診療・研究開発への利活用を通じ、がんゲノム医療の推進に取り組んでいる。

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