講演情報
[O10-03]生きた細胞の接着界面を見てみよう★招待講演
*松崎 賢寿1 (1.大阪大学)
キーワード:
細胞の接着、イメージング技術、硬さ、臓器
私たちの体を構成する細胞は,およそ10 μmと非常に小さいです.どれくらい小さいかというと,髪の毛の直径が0.1 mm(100 μm)のさらに10分の1で,もはや肉眼では見えません.そんな細胞たちを可視化する顕微鏡技術を私は作ってきました.特に,興味があるのは細胞の接着現象です.一つ一つの細胞は,周辺の環境や隣の細胞と接着することで,組織となり,私たちの体を支える多様な臓器になります.こう言った観点から言うと,細胞接着は私たちの体を支える最初のステップと言え,そのステップを可視化し,定量的(数字や物理量で)に評価する技術は極めて重要です.本発表では,私がこれまでの行なってきた細胞接着の研究から,臓器組織の研究まで幅広く紹介することで,肉眼では見えないよう現象をどう研究者が可視化しているのか,方法論や思考の仕方を共有できたらなと思います.以下には,研究者向けのアブストを示します.
細胞組織の「構造と物性」を“生きたまま”計測する技術開発は,生命科学の重要な命題の一つです.私は,普段はノイズとなる干渉光を活用し,回折限界を突破したナノイメージング技術を創生した(xy〜100 nm, z〜2 nm)(J.Phys.Chem.Letter2022†*(表紙), 2024†*, PNAS 2024†*)さらに,医学部との共同研究から,多様な臓器再生・疾病化を司る硬さの役割解明を次々解明している(CellStemCell2015(表紙Best of CellStemCell), iScience2022†*, Mucosal Immunology 2023,平滑筋学会賞2023,大阪大学賞 2024,日本分生物学会ポスター賞2025).硬さに基づく新たな臓器再生の学際分野を創生,生命科学から再生医療の産業まで幅広い基盤技術を提供し続けている(筆頭†・PI*として2022年から19報発表).研究者としての一面と,応用物理の広報委員としての両面をもち,医理工連携の楽しさを,高校生・大学生・研究者の輪に広げ,地域社会に貢献する物理化学の研究室運営を行っています.
細胞組織の「構造と物性」を“生きたまま”計測する技術開発は,生命科学の重要な命題の一つです.私は,普段はノイズとなる干渉光を活用し,回折限界を突破したナノイメージング技術を創生した(xy〜100 nm, z〜2 nm)(J.Phys.Chem.Letter2022†*(表紙), 2024†*, PNAS 2024†*)さらに,医学部との共同研究から,多様な臓器再生・疾病化を司る硬さの役割解明を次々解明している(CellStemCell2015(表紙Best of CellStemCell), iScience2022†*, Mucosal Immunology 2023,平滑筋学会賞2023,大阪大学賞 2024,日本分生物学会ポスター賞2025).硬さに基づく新たな臓器再生の学際分野を創生,生命科学から再生医療の産業まで幅広い基盤技術を提供し続けている(筆頭†・PI*として2022年から19報発表).研究者としての一面と,応用物理の広報委員としての両面をもち,医理工連携の楽しさを,高校生・大学生・研究者の輪に広げ,地域社会に貢献する物理化学の研究室運営を行っています.
