講演情報
[1A18]光/生体触媒を用いる尿素およびピルビン酸を原料とした光化学的L-アラニン合成系の構築
○山田 恭佑1、天尾 豊1 (1. 大阪公立大学)
キーワード:
Enzyme、C-N bonds、Urea
プラスチックは石油資源から合成されるため資源的制約を受けるリスクを有する。また、環境中で分解されにくいことから海洋・土壌汚染の原因でもある。当研究室ではこれまでに、バイオマス由来化合物であるピルビン酸、およびアンモニアを原料に用いてプラスチック原料であるL-アラニンの合成を達成している。本研究では、より安全で安定な資源である尿素をアンモニア源に用いて、2種類の酵素反応とNAD光還元系とを連結した可視光駆動型L-アラニン合成系について報告する。