講演情報
[1D08]液相フロー法による各種エポキシ化合物合成における収率低下要因の考察
○今 喜裕1、中島 拓哉1、永島 裕樹1、槇納 好岐1、小野澤 俊也1、佐藤 一彦1、小林 修1 (1. 産業技術総合研究所)
キーワード:
Titanium silicalite、Flow reaction、Epoxide
TS-1ゼオライト触媒は、各種オレフィンを過酸化水素酸化によりエポキシ化合物へと変換可能なことが知られている。今回、液相フロー反応によって150時間連続的にエポキシ化合物を合成する実験を実施した。また、エポキシ化合物の収率低下要因について、ICP-MS/MSおよびDNP-NMRを用いて溶出金属成分や触媒表面への残留物を分析し、生成するエポキシ化合物による触媒表面の被覆が収率低下の一因であることを確認した。