講演情報

[1D18]ゼオライトBetaを触媒とするポリオレフィン分解および実廃プラスチック化学リサイクルに対する夾雑物の影響

○橋口 竜聖1、福政 智大1、増田 大毅1、辻 悦司1、片田 直伸1 (1. 鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター)

キーワード:

zeolite beta、polyolefin cracking、contaminant

酸型ゼオライトBetaを触媒、水素化処理LGOを溶媒とするポリオレフィン分解に対し、液相回分法でポリエチレンテレフタレートやポリ塩化ビニルなどの夾雑物の影響を調べた。これらの夾雑物が存在することにより、粘度上昇や反応器壁面の局所的な過熱が生じ、熱分布が不均一となり、反応性に影響があった。化学リサイクルへの応用を目指して実際の廃プラスチックの分解も試みた。