講演情報

[1F06]Eu2+含有固溶酸化物担体によるアンモニア合成の促進効果

○川村 恭平1、蒋 益豪1、宮﨑 雅義1、細野 秀雄1、北野 政明1 (1. 東京科学大学 総合研究院 元素戦略MDX研究センター)

キーワード:

Ammonia synthesis、Eu2+ containing solid solution、Cobalt catalyst

グリーンアンモニアプロセスの発展に向けて、水素キャリアとして注目されているアンモニアを低温低圧で合成することができる触媒材料の開発が求められている。本研究では、アルカリ土類金属酸化物のカチオンサイトをEu2+に置換した酸化物固溶体を合成し、Co触媒の担体としてアンモニア合成に適用した。固溶したEu2+由来の中間バンドの形成が電子状態と触媒活性に与える影響について検討した。