講演情報

[2A17]β-zeolite-Al2O3複合体担持Pt触媒を用いたn-ヘプタデカンの水素化分解によるJET燃料製造に及ぼす触媒組成の影響

○村田 航佑1、西浦 友悟1、光岡 駿真1、橋本 忠範1、石原 篤1、陳 寧2、城之尾 裕樹2、河部 正2、中尾 圭太2 (1. 三重大学大学院工学研究科、2. 東ソー株式会社)

キーワード:

Effect of catalyst composition on JET fuel production、Hydrocracking of n-heptadecane、β-zeolite-Al2O3 composite-supported Pt catalysts

β-ゼオライト-Al2O3複合担体にPtを担持した触媒によるn-heptadecaneの水素化分解反応を検討した。水素圧0.5MPa、反応温度250-300℃の条件で反応を行った結果、0.5Pt/β(100)35A触媒では251℃で最も高いJet燃料の選択性を示し、31wt%の値を示し、転化率は95%に達した。一方、0.5Pt/β(100)60A触媒では、反応温度270℃でJet燃料の選択率が32wt%の値を示し、転化率は99%に達した。