講演情報
[2C09]チタニアナノシートによる金ナノ粒子触媒の表面修飾とCO酸化活性に及ぼす影響
○浜田 菜結1、中山 晶皓1、坂口 紀史2、村山 徹2、嶋田 哲也1、高木 慎介1、石田 玉青1 (1. 東京都立大学、2. 北海道大学)
キーワード:
Gold catalysts、CO oxidation、Titania nanosheets
CO酸化反応の活性サイトは金と担体の界面であり、現在まで金粒子径の極小化が試みられてきた。本研究では金触媒表面をチタニアナノシート(TNS)で一部被覆することで、金ナノ粒子表面に新たに金と担体の接合界面を形成させた。CO酸化を行った結果、Au/SiO2にTNS被覆後焼成を行ったAu/SiO2@TNS-400では、被覆前に比べて200˚C以上低い温度で反応が進行した。このことから、同じ金粒子径でも新たに界面を形成することで触媒活性を向上させることができた。