講演情報

[2C12]チタン酸バリウムのアニオン置換による塩基性の制御とアミノ酸合成への適用

○宮崎 雅義1、齋藤 滉1、細野 秀雄1、北野 政明1 (1. 東京科学大学)

キーワード:

base catalyst、oxynitride、amino acid synthesis

固体塩基触媒の塩基強度はアニオンのエネルギー準位によって決定される。本研究では、チタン酸バリウム中の一部の酸素をヒドリド、窒素アニオン、酸素空孔で置換し、アニオン種が塩基性に与える影響をプローブ分子吸着およびクネフェナーゲル縮合反応によって検討した。また、合成した各化合物にRuを担持し、ヒドロキシ酸とアンモニアを原料としたアミノ酸合成に適用し、塩基性が触媒特性に与える影響を検討した。