講演情報

[2D07]常圧流通二酸化炭素とジオールからの高分子量ポリカーボネートジオールの直接合成

○林 航昊1、陳 鵬茹1、喜多 祐介1、田村 正純1 (1. 大阪公立大学工学研究科)

キーワード:

Diol、CeO2、solvent

酸化セリウム触媒と二酸化炭素流通反応系の組み合わせが、CO2とジオールからの直接的かつ触媒的なポリカーボネートジオール合成に有効であることを見出している。しかし、高分子量(>4,000 g mol-1)のポリカーボネートジオール合成は難しい。本研究では、本触媒系を用いた二酸化炭素と1,6-ヘキサンジオールからのポリカーボネートジオール合成において、溶媒の種類及び量の影響を検討した。トリグリム1 gとジフェニルエーテル1gを用いることで、分子量10,000 g mol-1程度のポリカーボネートジオールを合成することができた。