講演情報

[2D17]ディレードコーカー 新規薬剤導入による加熱炉チューブ内のコーキング抑制

○園田 昌弘1 (1. ENEOS株式会社 麻里布製油所 製油技術グループ)

キーワード:

Delayed coker、Coking、Heavy oil

ディレードコーカーでは、加熱炉チューブ内でコーキングが進行する。そのため、析出炭素の除去作業(デコーキング作業)のために装置を停止する必要があり、莫大な操業ロスが発生することが大きな課題となる。麻里布製油所では、新規薬剤を注入することで、加熱炉チューブ内でのコーキングを抑制することに成功した。その結果、定期補修までのデコーキング作業が不要となり、デコーキング作業に伴う操業ロスを大幅に削減した。