講演情報
[2F03]担持銀触媒によるCO2を用いたフェニルアセチレンのカルボキシ化反応
○北家 愛子1、中山 晶皓1、荒田 晃生1、王 海峰2、村山 徹2、嶋田 哲也1、髙木 慎介1、石田 玉青1 (1. 東京都立大学、2. 北海道大学)
キーワード:
Silver catalyst、CO2 utilization、Carboxylation
種々の酸化物担持Ag触媒を用いて、フェニルアセチレンのカルボキシ化反応を行い、触媒活性を評価した。基質に対して3当量の過剰な塩基存在下では、60 °C、CO2圧0.1 MPaの条件下で、触媒がなくても反応が進行し目的生成物が収率88%で得られた。一方、塩基を1当量 まで減らすと反応の進行にはAg触媒が必須となり、Ag/Al2O3、Ag/Co3O4において、他の酸化物担持Ag触媒よりも高い活性が発現した。