講演情報
[2F07]道東地域の温泉付随ガスからの水素生成
○實崎 颯汰1、岡﨑 文保1、木田 真人1、南 尚嗣1、大森 一人2、林 圭一2、鈴木 隆広2、坂上 寛敏1 (1. 北見工業大学、2. 北海道総合研究機構)
キーワード:
hydrogen production、direct methane reforming reaction、hot spring gas
温泉の湧出に伴って得られる温泉付随ガスは,主成分としてメタンや二酸化炭素などが含まれていることが多いが,現在,温室効果ガスとして大気中に放出されている.メタン直接改質反応(DMR)は,現在の水素生成法として一般的である水蒸気改質反応とは違い,触媒を用いてメタンから二酸化炭素を生成することなく水素と固体の炭素に直接分解することが可能な反応である.本研究では,原料ガスに温泉付随ガスを使用し,成分中に含まれる二酸化炭素やその他の共存ガス存在下におけるDMR活性を検討した.