講演情報

[2F20]CO2とNH3からのCH4合成を目指した高活性Ru系触媒の開発(2) 担体効果と作用機構に関する検討

○石川 広樹1、上田 祐司1、山田 博史1、永岡 勝俊1、佐藤 勝俊1 (1. 名古屋大学大学院工学研究科)

キーワード:

Methanation、Ammonia Decomposition、Ru-based catalyst

脱炭素化社会の実現に向けてCO2のメタン化が注目されている。しかし日本で再生可能エネルギー由来の水素を大規模に確保することは難しい。そこで液化圧縮が容易でH2キャリアとして期待されているNH3を水素源に用いたメタネーションに注目した。昨年の講演では担持Ru触媒に対する酸化物担体の影響について報告した。本年度は分光学的な検討によって反応メカニズムや、担体による活性の差異の原因について検討した結果を報告する。