講演情報
[P20]ZnOおよび添加剤共存下におけるPVCの低温脱塩素挙動
○中村 心音1、斉藤 俊哉2、岡田 友彦1 (1. 信州大学、2. リケンテクノス(株))
キーワード:
poly(vinyl chloride)、zinc chloride、chemical recycling
ポリ塩化ビニル(PVC)は酸化亜鉛共存下で熱処理すると、PVC主鎖間での架橋構造を形成し、同時に生成した塩化亜鉛と水の混合流体が触媒となり低温で脱塩素化される。本講演ではPVC樹脂の添加剤であるステアリン酸亜鉛やフタル酸系可塑剤が脱塩素化に与える影響について調査した。添加したステアリン酸亜鉛は酸化亜鉛と同様にPVCの単独熱分解温度よりも低温での脱塩素に作用したのに対し、添加した可塑剤は低温脱塩素挙動には直接影響を与えず、加熱混錬の際に酸化亜鉛とPVCとの接触面積増大に寄与した。
