講演情報

[16a-A22-3]マルチフィンガー構造を有するダイヤモンド増幅器

〇(D)久樂 顕1,2、小松崎 優治1、山口 裕太郎1、新庄 真太郎1、荒井 雅一2、川原田 洋2 (1.三菱電機、2.早稲田大学)

キーワード:

ダイヤモンド、電界効果トランジスタ、増幅器

マルチフィンガー構造のダイヤモンドFETにてダイヤモンド増幅器を試作したので報告する。ダイヤモンドFETはゲート長0.5 µmであり、Wgt = 10 × 50 µmとした。バイアス条件は、Vg = 22 Vで固定し、Vd = −30 V, −35 V, −40 Vとした。各Vdにおいて、小信号利得S21 > 7 dBが得られた。また、周波数1.8 GHzにおけるダイヤモンド増幅器の大信号特性を評価し、Vdの向上に伴う出力電力の増加する傾向を確認し。Vd = −40 VにてPsat = 20.7 dBmが得られた。

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