講演情報

[16p-A22-11]p型GaN表面に発生する電荷についての検討

〇焦 一寧1、高橋 尚伸1、島崎 喬大1、佐藤 威友1、赤澤 正道1 (1.北大量集センター)

キーワード:

p型GaN

窒化ガリウム(GaN)は、その高い破壊電界、高い電子飽和速度、高い電子移動度から、次世代の高出力デバイスの材料として期待されている。MOSFETはGaNの利点を十分に引き出すことができる。高性能化のGaN MOSFETデバイスが報告されているが、p型GaN (p-GaN)表面近傍の欠陥を制御することにより、さらに電子移動度を高める可能性がある。本研究では、800度キャップレスアニールまたはSiO2 キャップアニールの後、p-GaN層上にMOSダイオードを作製し、電気的特性と作製プロセスの各段階で行ったX線光電子分光法(XPS)結果をもとに、表面近傍欠陥による電荷について調べた結果を報告する。

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