講演情報

[16p-B1-9]Gate-all-around CMOS用TiN/TiAlC Gate電極の実効仕事関数の制御メカニズム

〇間部 謙三1、上嶋 和也1、太田 裕之1、森田 行則1、入沢 寿史1、林 喜宏1 (1.産総研 SFRC)

キーワード:

高誘電率ゲート絶縁膜、メタルゲート、仕事関数

本研究では、high-k絶縁膜に接しEWF決定に最も影響を与えるTiNに着目しTiN/TiAlC電極でのEWF決定要因を調査した。UPS・XPS測定より、TiN(O)仕事関数は膜中酸素濃度が2 atom%の場合3.8 eVであることが見出された。また、TiN(O)仕事関数は膜中酸素濃度増大に伴い約0.8 eV増加した。上記結果に基づきTiN/TiAlC電極でのEWF決定モデルを提案する。

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