講演情報
[17a-P01-6]ホウ素ドープカーボンナノウォールの高速合成と特性
〇金田 美優1、萱原 空輝2、深田 幸正3、吉井 賢資3、福田 竜生3、吉越 章隆3、小畠 雅明3、池田 直1、狩野 旬1、藤井 達生1 (1.岡山大院環境自然、2.岡山大理、3.原子力機構)
キーワード:
カーボンナノウォール、プラズマ
カーボンナノチューブ(CNT)やグラフェン(GP)などの新しい炭素素材は,高い強度,電気伝導性,伝熱特性などに優れ,産業応用のためにCNTやGPを大量に安価に製造する技術開発が行われている。そこでは安価で安定供給が可能な材料を用い,さらに低コスト装置による短時間の生産が求められる。我々はここまで,電子レンジの2.45 GHz電磁波を用いるプラズマ発生装置を開発し,低圧Arガスプラズマにより固体炭素から炭素プラズマを誘起し,その再配列によってカーボンナノウォール(CNW)を高速に形成する技術を発見・解明してきた。今回はCNWへのホウ素B (p型半導体のアクセプタ)ドープを試み,その特性評価について報告する。
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